技能実習生送り出し機関視察inインドネシア(ジャカルタ)

11月初旬ジャカルタ(インドネシア)にある技能実習生の研修を行っている施設の視察に大利社長と訪問。日本とジャカルタの時差は2時間、季節は雨季、突然のスコールや雷に大歓迎されました。湿度が高く、突然の雨が降り出すと街はひどい渋滞に見舞われます。公共交通機関が整っていないせいか、たくさんの車、夥しい数のバイクが町を通りを占拠し、その光景に圧倒されました。

Daiwa Life Next Indonesia(DLNI)高越さんによれば、天候を確認しなから余裕をもって一日の計画をたてることが肝要で、一旦渋滞が発生すると時間が全く読めなくなるため、、予定通りにスケジュールを消化することが大変だという事でした。

研修施設に向かっている道中、高層の建物が立ち並ぶジャカルタ市内から徐々に離れていくと、車窓から見える景観は事前に思い描いていた風景へと変わってきました。独特の建築住居、はりめぐされた電線、未舗装の道路、そして寝転んでいる男性の姿もあちこちに。

そんな風景を見ながら車を走らせると、目的地のFuji Bijak Prestasi トレーニングセンターに到着しました。建物内はとても綺麗で、代表のSukirman (K. Maekawa)さんの案内で施設内を見学させて頂きました。実習生は、皆若くてとにかく元気!笑顔で私達を迎えてくれました。日本語の勉強をしている最中で、難しいけど楽しいです!!と笑顔で答えてくれました。

Sukirmanさんの熱意とコロナ禍における新しい事業への取り組み、そして実習生のキラキラ輝く瞳と笑顔にパワーを貰い、再び訪問する事を約束し次の目的地へ。

ちょうど時間もお昼時という事もあり念願のインドネシア料理にチャレンジ。
「ボンセンカンビン」というスープカレーにヤギの肉を使った料理。初めての味!!辛いのが苦手の私ですが、とてもGOODでした!写真のライスは必ずセットになっており、左側のチップスはキャッサバ。

続いて、BIMA YOSHINDO HUTAMAトレーニングセンターに到着しました。
代表のプランさんは大のゴルフ好き、執務室はトロフィーであったり写真であったり所狭しと飾られていました。そこで会った従業員の女性は、昨年まで大和ライフネクストの技能実習生として日本のホテルで働いていたとのことで、プランさんともども日本語は堪能。早速お二人に施設内を案内して頂きました。
こちらも実習生はやはり皆若くて元気!笑顔!で迎えてくれました。こちらの施設には来春、技能実習生として当社に迎え入れる2名がまさに日本語を勉強中で、直接対面してきました。かなり緊張気味でしたが、まだまだ慣れない日本語で一生懸命自己紹介をして頂きました。
これから日本に来るまでの間、日本語はもちろんの事、施設内で出来る清掃作業の研修もアドバイスしていきたいと思います。

今回の訪問では、大きな声で挨拶、少し緊張した笑顔で出迎えてくれた実習生がとても印象的でした。
また送り出す機関の生徒さんたちへの深い愛情とこまやかな指導をまじかに接するにつけ、受け入れる側の当社の責任の大きさを認識するとともに、楽しく働くことができる職場を用意してあげたいという認識をあらたにしました。
日本語習得の為に取り組む姿勢は真剣そのもので、私も少しでもインドネシア語を覚えられるようにならなくてはと思いました。
今回の訪問で出会った全ての実習生の皆様に、テリマカシ(ありがとう)!
今後も、DLNIと連携し研修のアドバイスしていきたいと思います。

加藤圭三