一生働ける職場と一生働きたい職場

みなさん、先日エリア会でご覧頂いたウィズのプロモーションビデオを覚えていますか?
ご覧頂いていない方はホームページで見れますので是非ご覧ください。
出演したみんなの笑顔が素敵で泣けます。
今回はそのビデオ製作をお願いした映像作家であり小説家の竹之内響介さんのコラムを紹介します。

毎日新聞社のあるパレスサイドビルの地下に、腰が90度まがったおじいさんが働いている洋食屋さんがあります。ビルで働く人の話によれば、若いころは厨房に立ってフライパンを振っていたそうで、今は食器を下げたり、レジに立ったり(というよりつかまっている)ですが、きっとこの店の主に違いありません。こうした店の常として、やたら元気なおばさんたちがきりもりしており、味も雰囲気もまさに昭和のまま。店名は「タカサゴ」。ボリューム満点でお昼は満席。おじいさんの姿も隠れがちです。一生働ける職場があるのは幸せなことです。それにしてもどうやって竹橋まで通っているのだろう。話を聞いたらきっと面白いんだろうなぁ。

 

このコラムにある「一生働ける職場」に気を引かれたのでご紹介しました。

先日、神奈川の現場を訪問した際、Oさんにお会いしました。
なんとOさんはそろそろ勤続20年で入社以来同じ現場で働いているそうです。前職も同じように別の会社で清掃をやっていたそうですが長続きしなかったそうです。「清掃が好きで、お客様も良い方ばかりなのでここはとても良い職場です。」とおっしゃっていました。
Oさんにとってこの現場は一生働きたい職場なのだと思います。
この仕事が好きで、綺麗にするからお客様も喜んでくれて気を使ってくれる。お互い良好な関係が築けているのだと思います。だからこそ一生働きたい職場になるのでしょう。
ウィズでは80歳になる人も働いています。「一生働ける職場」に近づいてきました。
「一生働ける職場」が「一生働きたい職場」であるといいですね。

~それから~
「パレスサイドビルに来て40年、その前は神田橋で店をやっていた。」と腰の曲がったおじいさんは言っていました。