剥離廃液の適正処理で地球環境に貢献!!

大和ライフウィズでは、剥離作業の際に発生する「剥離廃液」を適正に処理することで、地球環境に配慮した取り組みを実施しています。
今回、どのように処理されているかを実際に目で見て学びたいとの思いで、群馬県にある株式会社グンビルを訪問しました。


処理施設の見学レポート

現地では、回収された剥離廃液を「きれいな水」と「ポリマーと残渣」に分離し、高いエネルギーを持つ燃料ペレットにリサイクルする工程を見学しました。
濁った廃液が第一次工程から第三次工程を経て透明になる様子は圧巻。最後は自然界に存在する微生物が活躍し、環境にやさしい処理が行われていました。


燃料ペレットをリサイクルする過程では、規模の大きさとペレットの量に驚かされました。
大和ライウィズから回収された剥離廃液からできる燃料ペレットは量としては僅かですが、燃料としてリサイクルされることで環境負荷低減に大きく貢献できると実感しました。


剥離廃液とは?

剥離廃液(はくりはいえき)とは、床ワックスの剥離作業で発生する、剥離剤と溶け出したワックス成分や汚れが混ざった廃液のことです。
強アルカリ性(pH9.8程度)のものが多く、そのまま下水に流すと水質汚染の原因となるため、産業廃棄物として適正な処理が必要です。


ゼロエミッションへの取り組み

剥離廃液を「きれいな水」と「ポリマーと残渣」に分離し、高いエネルギーを持つ燃料ペレットにリサイクルしています。
燃料ペレットのもととなるポリマーは、1トンで一般家庭の半年分の電気量に相当するほどのエネルギーを持っています。
この取り組みにより、焼却処理と比べてCO₂排出量を60%削減。

捨てるものがない「ゼロエミッション活動」に共感し株式会社グンビルと協力して推進しています。


株式会社グンビルのご紹介

株式会社グンビルは群馬県を拠点とする清掃サービス事業者であり、同分野で初めてエコマーク認定を取得。
環境配慮型の清掃サービスを発信し、剥離廃液処理で生じた固形物を燃料としてリサイクルする技術を開発。
清掃業界における剥離廃液処理をリードし、環境負荷低減に大きく貢献しています。


今後の取り組み

大和ライフウィズは、今後も地球環境に配慮した取り組みを継続し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。