変わることで変わらずにいる
みなさん、正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。私は、家族と近所の神社にお参りをしながら年を越し、元日は実家に兄弟家族が揃い、屠蘇で乾杯し母の作ったあご出汁ブリの雑煮を食べることができました。毎年変わらぬ家族の行事です。「毎年変わらないのは幸せよね」と家内が言っていました。私もそう思います。ただ今年は少し例年と違っていました。我が家に次男のお嫁さんが増えたことです。3兄弟の男所帯に若い女性の笑い声が響くなんて・・・今までに無いことなので戸惑いを覚えました。いつも変わりのない家族だと思っていましたが、いつのまにか子供は大人になり、つまり私は年齢を重ね、少しずつ変わっていくものだと改めて思いました。いつか我が家に子供たちの家族が集い、家内の雑煮を食べる日が来るのだと。それも変わらぬ家族の風景なのだと思いました。変わっていくことで変わらずにいられるのだと思います。
振り返って私たちの仕事ですが、安定して仕事を続けられることがなによりだと思います。しかし安定し続ける為には、常に世の中の動き、お客様の気もちを敏感に捉え変化し続けることが必要です。流れる川の水面に水鳥がじっと止まっている、その水面下では足をバタバタさせているのと同じように動き続けなければなりません。時代の流れにそって主体的に動いているからこそ安定していられるのです。昨日と同じ仕事を今日も行いながら変わっていくのです。仕事に慣れて「私の仕事はここまで」と思った瞬間に時間の流れから取り残されていきます。今年は東京オリンピック開催の年です。この日のために必死に頑張ってきた選手たちの活躍にわくわくします。仕事にもわくわくしたいと思います。この一年もみなさんと一緒に新たな気持ちで少しでも変化のある仕事をしたいと思います。変わっていくことで安定したウィズの事業を営みたいと思います。今年もよろしくお願い致します。